挫折しても仕事、人生に向き合うための思考テクニック3つ
『フェニックスと呼んでくれ』未来への部屋へようこそ!本日は挫折してくじけた時にのまれずに立ち上がれる心の持ち方を伝えられたらと思います!
・挫折してもとにかく前へ
・挫折してからのアナログ思考
・挫折してからの全ての人生を勇気と呼ぶ
という3つの考え方を僕の心から絞りだしてみようと思う。
・挫折してもとにかく前へ
挫折して絶望した時こそ、前へ進むための何かを見つけ出さないといけない。
失ったものがあれば、かわりに手に入れたものがある。よく聴くような言葉かもしれないが、これは実際にそうだと思う。
挫折してなにかが死んだ時に生まれたであろうなにかが、君が探しだしてくれるのをじっと待っているからだ。
挫折の生まれ変わり。それをこれからの命としてさらに人生を進めることが『前へ進むということ』。
新しい一歩。なんて生やさしいものではない。
僕の中には挫折と同時に生まれたなにかがあった。ただ本当に心身ともにボロボロで、前へ進むための一歩一歩に果てしない時がかかった。
いや、歩みを一歩一歩進めてはいるが、本当にそれが前なのかどうかすらわからない。
ただ、色々な可能性が潰えたなかで、その方向にしか進めないという状態だった。
挫折こそが導とも言えるかもしれない。限られた方向へしか進めなくなる、という点においては。
そして限りない未来へ。なんて、甘っちょろいことには僕の場合ならなかったけど。
今、やっと過去を乗り超えられそうな状況で思うのは、『それでもとにかく前へ進んでいたんだな』ということ。
これは本当に当たり前のことだけど、前へ進まない限りは、辿り着けないし、抜け出すこともできないんだ。
イメージだけでもいい『とにかく前へ進む』。
挫折した時に生まれたであろう自分の中のなにかから、ずっと目をそらさないでほしい。
新しい一歩。なんて生やさしいものではない。
それでも、とにかく前へ進んでいたんだ。という事実が君を救うときが、必ず来る。
・挫折してからのアナログ思考
挫折したら人にどう接して欲しい?肩を叩いて慰めてもらいたいよね。でも、そんなふうにしてくれる人はいない。と思った方がいい。それぞれがなにかしら、それぞれで精一杯だから。
でも君が挫折で味わった絶望を、屈辱を、挫折した経験のある僕なら、もしかしたら、励ますことができるかもしれない。
どうか、負けないで。
そんな、挫折して臆病になっている時こそアナログ的な思考を役立たせてほしい。
挫折して立ち直れない。簡単に立ち直れないから挫折というんだろうが、そんな状況に陥る時点で君は器用ではないかもしれない。入り組んだ方法から解決へ導くなんていうことはできないかもしれない。環境を変えたり、自分を変えたり、そんなことも難しいかもしれない。
でも、それでいいんだ。君はそこから究極のアナログ思考を身につける。
挫折して臆病になっていたら周りのことが気になって仕方ないかもしれない。
本当にしょうがないことではあるのだけれど、周りは周り、どんなに気にしたって無駄なエネルギーにしかならないんだ。
ついこの間まで僕もそのことがわからなかった。僕だって、人生賭けて挫折と向き合っているんだ。
必死さをどこに向けていいのかわからない。
他人に認められたくて他人を意識して、そして自分の力の半分も出せない状態。
他人がどう思っているかとか、自分がどうみられるとか、そんな入り組んだ考え方で物事を解決できるような器用な人間でもないのに。
長い間もがいてもがいてわかったことは、不器用な人間ほど、大切にしたい1つのイメージを見つけることができれば、いくらでも強くあろうとすることができる。ということだ。
不器用は不器用なりに、何かを貫こうとする力は人より強いかもしれないから。
どんなイメージになるかは人それぞれかもしれない。
今の僕に関して言えば『空のような気持ちで』を苦しい時ほどイメージするように努めている。
イメージは明るければ明るいほど良い。そしてどんな状況でどんな結果であろうと、全てそのイメージの中で受け止めることを心がける。
自分を取り巻くすべての現象をそのイメージ一本につなげて単純化する。
僕の場合だと『空のような気持ちで』苦しい時も、『この世界には青空が必要なんだ』と言い聞かせて、不思議と明るい気持ちを保てるようになった。
ただダイヤルを回すように、レバーを引くように、ペダルを踏むように、イメージと感覚を合わせていくんだ。少しずつ。
苦しい時も明るいイメージを絶やさないなんて困難極まることかもしれない。
でも挫折なんてする時点で、周りの状況に合わせてうまくやって行くなんて器用な生き方はできないんだ。それに、きっと望んでもいないだろう。
周りの環境に自分を合わせるんじゃないんだ。自分の周りのすべての現象をその大切なイメージの中で受け止めていくんだ。
大変なことかもしれない。何年かかってもいいから自分の周りのすべてを一本の明るいイメージへ繋げられるようになってほしい。
・挫折してからの全ての人生を勇気と呼ぶ
これはもう挫折した人しかわからないと思うが、本当に、自分の長所を失う。自分である理由もわからなくなる。
丸腰で、闘うすべを失う。
こんな状況でも、生きていくと決めたなら、それでも何かに立ち向かわないといけないときが来る。
まず勝てはしないだろう。さらにボロボロになるかもしれない。
でもそんな状況で人生を歩んでいる、そのことこそを、勇気と呼ぼう。
自分の思惑とは違う方向へ勝手に進んでいく人生。もしその全てが自分の勇気そのものだったら。
挫折によってボロボロに打ちのめされた状態。死んだ方がマシ、なんて考えも頭をよぎるかもしれない。
挫折しても前へ進む。人生と向き合う。そのイメージが少しでもあるのなら、その先へは勇気でしか進めない。
ただひとつ救われたことは、闘うすべもなく方角もわからず、それでも歩みを進めていく『勇気』が自分にはあったんだということ。
そう、全てを見失って極限に臆病になってしまった自分の人生を、勇気そのもに置き換えることができるんだ。
僕にとっては、自分の過去と向き合いながらこんな感じでメッセージを打っているのも勇気そのものの結果。
今まではたから見れば無様に逃げ回っていたような人生かもしれない。自分でも情けなかった。
そう感じていたのは周りと自分を比較していたから。
でも、挫折してそれでも前へ進みたいって生きていたら、いつか気づくんだ。
他人がどう思ってるとか、他人より惨めだとか、そんなことでは全然なく、人生そのもが勇気なんだって。
もともとがボロボロのままいっぽ歩みだす勇気なんだ。その今に至るまでの道のりを、今立っている場所を、自分の『勇気』以外のものと比べるなんてそんな人生を侮辱するようなことをしてはいけない。
他人からどんな目で見られていてもそのイメージに屈してしまってはいけない。
ここから先の人生すべてを、勇気と呼ぼう。
負けないでほしいから。
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