うつを自力で乗り越えたい人のための3つのポイント

2024年10月26日

西日の天使に突き落とされて。と、いうことで、辛いうつを病院や薬に頼らずになんとか自分の歩みで乗り越えたい。

そう思って日々をなんとか生き抜いている人へ、少しでも助けになれたらと。

  • 何に気をつけていけばいいのか
  • 何を始めたらいいのか
  • 何をやめたらいいのか
  • 行動できることがあるとしたらどういったことか

などなど、自分が経験したことも踏まえ、出口がない迷宮のような毎日に道しるべをつけることが出来ますようにと願いを込めて綴ってまいります。

うつを自力で治すために、まず無理をしない

うつというものを自力で乗り越えるためにも自分の力を把握できる状況でいる

当たり前のことですが、自分にとって無理な状況を長く続けてしまうと疲れ果て心なり身体なり病んだ状態になってしまいます。

自分の身体の声に耳を傾けてみてください。意外と正直です。

頭が重い、早い動きがどうしても出来ない、すぐに息が上がる、などなど。

そんな状態は本来の自分の力ではないかもしれません。なんとか休める状態を作りましょう。

この場合解決策は、休む、しかありません。命にかかわります。あまりにもひどい疲労感の中にいると、

このまま死んでしまったほうが楽かも

とか頭をよぎってしまいます。

長期の休みをとることは困難です。それでも、今より1日多く、できれば2日多くと、休む努力が必要です。

自力でうつを治すためにも、少し休みながら、まず自力というものを取り戻していきましょう。

うつに負けないための住まい

部屋を綺麗に保ち少しでも心休まる環境をつくる努力をする

部屋が汚い。わかります。ちゃんときれいにしている人にはごめんなさい。

でも、心身ともに疲れ果てている場合部屋の片付けにまでエネルギーがいかないものです。

しかし、たとえ医者にかかって薬やアドバイスをいただいていたとしても肝心の自分を休めるべき場所が乱れていたら、これは本当に、どんなにその場所で休んでも芯からの疲れは取れないものです。

疲れている状態で本当に困難なことなのはよくわかります。

しかしながら、自力でうつを克服するためにも前述したとおりしかるべき休みをもうけ、その休みの中で取り戻した力の範囲内で少しづつ綺麗な環境を築いていきましょう。

綺麗な部屋。自分で綺麗にしたなら尚更、愛着も湧きます。帰るのが楽しみになります。

帰るのが楽しみになれば、出かけた時の不安感もだんだん小さなものになっていきます。

不安が少しでも減ってくれば疲労の度合いも少なくなってきます。

自分の帰る場所を見直すことは日常を見直すこと、そしてそれができればこれからの人生を見直すこともできるようになってきます。

自分を休めることのできる場所は人生と同じくらいに大切です。

困ったときの神頼み

とりあえず神社に行ってみる

騙されたと思って神社に行ってみよう。

まあ、気が向かないなら別にいいんです。これに関しては信じる信じないで、僕も確実なことは言えません。

ただ、成功している人は神社にお参りに行っているとか、良い気が流れているから病んだ気を癒せるとか、いろいろ、そんな本や情報もちらほら見かけませんか?

僕に関しては、神社に行くことが全く意味のないことだとは思いません。

日本人がずっと昔から続けてきたこと、正月にお参りに行ったり。

きっと生きていくうえで大切な何かがあっても不自然なことではないのでは、と思います。

何か、自然というか、昔からの営みというか、そんなものに感化されるのも前へ進むための力になるのではないかと。

さて、自力でうつを乗り越えるためにポイントとなりそうなことを3つほど挙げてみました。このポイントをどういうふうに活用していくのか、自分の経験をふまえ解説してみます。もうしばらくお付き合いください。

うつを自力で治すための休みの過ごし方

うつを治すために無理をせず休む、ということを書きましたが、その休みをどのように過ごすのかを自分なりに解説していきます。

休みは一日ひとつのことしかしない

せっかくの休み、いろいろやらなきゃ損だ。

なんて強迫観念に囚われてしまったりもします。

でも別にしなくていいんです。休みなんだから。自由なんです。

ずっと寝てたっていいんです。それだって休みの日にしかできないんですから。

でもあえて何かするなら一つだけを決めましょう。次の日に圧迫感を感じないようにするのが大事です。

例えば、今日は洗濯だけ、とか、買い物だけ、とか。

それ以外はゴロゴロしてたっていいし、その一つを終えてすごく余裕がある。そんなときは出かけてみたっていい。

とにかく、明日はせっかくの休みだからあれもしてこれもしなきゃ、みたいに考えるのをやめました

僕は仕事の日、このままずっと寝ていたいのに、と毎日思っていました。

それを休みの日に思う存分実現すればいいだけだったんです。

休みの日にやっておかなければいけない事があるなら一つだけ。あとはひたすらダラダラするぞ、と決めました。

休みの日はあれこれ考えない。そのときやりたいことをやる。

僕はダラダラしたかったので休みの日はやる事があれば一つだけ。あとはずっとダラダラしていました。

そうしていくうちに、休みだから本当にやったほうがいいこと、にも気づく事ができるようにもなりました。

大切なのは休む事です。休みをとる事が困難な状況なら、逃げ出すことも大事な選択になってきます。

もちろん、休みだからって別にダラダラダラダラしてなくてもいいんですよ。好きなように過ごすんです。

うつを自力で治すためにも部屋を片付けよう

しまう、ではなく、処分する

うつを乗り越えるためにも綺麗な部屋で過ごしましょう。そうです実際に片付けてみましょう。

すでに綺麗な部屋にお住まいの方にはすみません。

ただこれは本当に大変な作業です。これができたときには確実に何かが変わっています。

そして片付けるとは収納することではなく処分すること、手放すことです。

溢れた物や使わないもの、それらを見えない所へしまうだけでは今度はその場所がごちゃごちゃになってしまいます。

思い切って手放しましょう。

ポイントは、まず最初の段階で一番手放せなさそうなものを処分する。これに限ります。

最初にこれができればあれもいらないこれもいらない、結果、わりと簡単にスッキリした部屋へと導かれます。

僕も泣く泣く、集めていたバガボンドとワンピースを最初の段階で全巻手放しました。そうでもして、現状を変えたかったのです。

そすると不思議なもので、あとはどんどんいるものいらないものの判断ができるようになり、過去最高に部屋をスッキリさせる事ができました。

そしてこの必要なもの不必要なもの、の判断が日常生活にもしかしたらすごく生きるのではないかと感じています。

それ以前に、帰る場所、心安らぐ場所を整えるということが本当に大事です。

家が心休まる場所であれば、毎日も少しずつ良い方向へ向かいますよ。

神社で未来の自分を誓う

困った時の神頼み。どんなふうにお参りするのかを僕なりに。

神さまとか、いるいないは人それぞれだと思いますのでこれは気の向いた人だけ目を通していただければ。

お願い、よりも感謝

神社では願い事をお頼みするよりも感謝の気持ちを伝えるといいみたいなんですね。

そして過去形にして唱えるらしいのです。

例えば僕なら、

私はミュージシャンとして成功することができました。お導きに感謝しています。

と、起こって欲しい未来を過去形にして感謝を伝えます。

最初はピンとこなかったのですが騙されたと思ってやってみるうちに、成功することができた、と言える自分をどんどん好きになることができました。本当に、感謝しています。

そして今のこの状況も、思い描く未来につながる一歩なのかもしれないと向かい合えるようにもなりました。

僕のステージをいつも助けてくれるusiさんも、

神社っていうのは良さげな気がたまっている場所に昔の職人さんなんかが命がけで建てたものなんだから神さまがいるいないに関わらず良い所だっていうのは間違い無いんだ。

って言っていました。

僕も何かしら良い場所なんだろうと信じています。

僕の場合、お祈りもしてもらって。気休めにでもなればくらいに思っていたのですが、それを機に今までできなかった部屋の片付けというものが不思議にサクサクできるようになりました。

本当に、騙されたと思って。

まとめ

いかがだったでしょうか。

うつを自力で乗り越えるためにも、

まず無理をしないこと。部屋を綺麗にすること。そして騙されたと思って神さまに感謝してみること。

なかなか実行が難しい状態にある方もいらっしゃると思いますが、少しでも明るい未来の助けになればと思います。